2009年11月3日「八田正文デジカメ教室」 参加者作品③

仮面
境

●作品への思いやコメント
　紅葉した葉が踊っているように見えた。内一枚の葉が仮面の顔に見えた。
　葉のやさしい色も好きでした。
●八田さんのコメント
教室で作品選択後、写真差し替え依頼があった。元画面の左に見えていた不要な葉をカットして、いちばん右、人の顔に見える葉っぱが強調されるようトリミングされていた。その意図はよく分かる。このトリミングは成功。原画に比べて数段いい作品になった。（展示作品はトリミング後のもの）。
写真としては、バックの色調もぼけ具合もうまくいった。このような接写はカメラぶれが怖い。慎重に撮ればもっとビシット来ただろう。



色づく葉
トミサン

●作品への思いやコメント
　何となく公園を歩いていたら、きれいな色をした葉っぱを見つけ、カメラを近づけてシャッターを切りました。自信　はありませんが、きれいに撮れたと思います。
●八田さんのコメント
色づいた葉っぱの重なりでまとめた。葉っぱの色に微妙な差があるのが面白い。曇っていたのだろうか、この場合手前から（カメラ側）からの光と向こうからの光とがほとんど半々という感じで、その点がはっきりしない。暗いバックを選んで向こうからの光をうまく取り入れるとしゃきっとした絵になる。




しずかな秋
SHIZUYO

●作品への思いやコメント
　秋の色を楽しみながら撮りました。
　真っ赤も良いけれど、私はこの葉の色が好きです。
●教室に参加しての感想
　デジカメって楽しいね ! ！　
　こんなに想いをこめて撮ったこと、今までになかったです。ありがとうございました。
●八田さんのコメント
デジカメって楽しいね ! ！。そうですよ、自分の思いが作れるのだから。ほとんどの人が目の前にあるものを撮るのだと思っているが、そうじゃない、自分で絵を作って撮るのです。これは何かの拍子にカメラが動いて、そのときに勝手にシャッターが切れたという感じ。その動きの向きが赤い葉っぱの先端向きと一致した。これで画面の何かが止まって見えたら、いい作品になる。しかし面白いなー、この写真。




ランプの下で
Ｅ．Ｈ

●作品への思いやコメント
　秋の風景
●八田さんのコメント
昔懐かしい裸電球、それを対象にフィルターを使って観覧車のようなイメージを作った。面白いのだが、この場合どれだけの意味があったのか、ちょっと疑問に思う。下の柿の実も演出材料だが、ランプに対してちょっと下過ぎたか。